フリーランスエンジニアがキャリアアップするには
2022/09/09
                                これから企業のフリーランス活用を推進されていく今、フリーランスエンジニアは特に需要が高いとされています。
                                特に、2025年までに全ての企業のDXを達成させるという国家施策によって、案件ごとの活用ができるフリーランスエンジニアはさらに需要が拡大すると予想されています。
                                ただ、フリーランスエンジニアは即戦力重視。スキルを消費しキャリアップを怠るエンジニアに対する需要はなく、常にキャリアップを図る必要があります。
                                そこでこの記事では、
                                「フリーランスエンジニアはどのようにキャリアアップできる?」
                                「キャリアアップにスキルアップは必要?」
                                「より高単価で条件の良い案件に関わるには?」
                                など、フリーランスエンジニアが「キャリアアップして高単価を得られるようになる方法」についてお話します。
                                これからフリーランスエンジニアになろうとしている方や、既にフリーランスになっていてキャリアアップ方法に悩んでいる方は、参考にしてみてください。
                            
フリーランスエンジニアに求められるスキル
                                まずは、これからフリーランスになろうとしているエンジニアの方のために、実例を交えてフリーランスエンジニアの実態について紹介します。
エンジニアがフリーランスになる目安
正社員エンジニアの方は、どのくらいの期間実務経験を積み、どのくらいの年齢でフリーランスになっているでしょうか。
<フリーランスになった年齢>
- 20代以下
 - 18.8%
 - 30代
 - 38.9%
 - 40代
 - 27.1%
 - 50代以上
 - 15.2%
 
<フリーランスになるまでの就業年数>
- 5年未満
 - 18.8%
 - 10年未満
 - 21.5%
 - 15年未満
 - 20.8%
 - 20年未満
 - 13.5%
 - 30年未満
 - 17.9%
 - 30年以上
 - 7.6%
 
                                    これを見ると、エンジニア経験1年でフリーランスに転身している方もいますが、多くは「勤続年数5年以上で30歳前後でフリーランスになる」というのが目安になっています。
                                    では、実際にフリーランスとして活躍しているエンジニアの方は、正社員からどのようにフリーに転身したのかを紹介します。
                                
フリーランスエンジニアの実例
                                    4年間ほどITエンジニアとして正社員でお勤めの後、フリーランスに転身したSさん。
                                    彼の経歴を簡単に紹介します。
                                
                                    フリーランスエンジニア Sさん
                                    ー正社員勤務ー(22~25歳)
                                    ◆システム開発会社にて正社員勤務
                                    大手保険会社にてCOBOLを使用した開発
                                    (詳細設計・コーディング・テスト仕様書作成・テスト実施)
                                    
                                    ◆ITコンサルティング会社にて正社員勤務。以下の業務に携わる。
                                    ・オンラインゲーム会社における保守・運用業務
                                    ・大手企業のWebページの支援ツールの開発、PMO業務
                                    ・大手保険会社の計算ソフト開発、改修、メンテナンス
                                    
                                    ーフリーランス転身ー(26~28歳現在)
                                    ◆セキュリティツールの開発・管理
                                    ◆大手携帯事業会社にて、PMO業務:複数プロジェクトの進捗管理、集計ツールの開発、業務効率化のリーダーとして参画
                                    ◆公的機関の端末入替による進捗管理ツールの開発・運営
                                    ◆生命保険会社にて、新規プロジェクト立ち上げのPM支援業務
                                
                                    システム開発経験、ITコンサル、プロジェクトマネジメント、起業支援など、20代のうちに既に上流工程を扱うPMOとして活躍されています。
                                    後の項で詳しくご説明しますが、20代のうちにPMOにまで達しているエンジニアは珍しく、大変貴重です。
                                    彼はエンジニアとして、下流工程をしっかり経験しながら積極的にマネジメント業務にも携わるといったように、PMに必要な経験を積むべくキャリア形成されています。
                                    彼がフリーランスエンジニアとして活躍できる理由、そして順調にキャリアアップを進めているのはなぜでしょうか。
                                
年代別に見る!フリーランスエンジニアのキャリアパス
                                
                                    エンジニアには、職種を問わず「この年代ならここまでの経験はしていて当然」という目安があります。
                                    Sさんの経歴を参考にしつつ、年代ごとに必要な経験について見ていきましょう。
                                
20~30代のうちに必要な経験とは
基本設計の経験は必須!
                                    20代で詳細設計までできれば通用しますし、さらに20代後半で基本設計までできるとかなり有利です。
                                    遅くとも30代後半には基本設計~の経験をしてるかは重要になってきます。
                                    例えば、設計書作成が無い現場でもただ言われたとおりに動くだけにとどまらず、要件定義や仕様決め、インフラ環境の設計・構築などできる範囲を広げる意識を持ちましょう。
                                    エンジニアは年齢ごとの印象も非常に大きいと言えます。
                                    29歳で製造~テストまでの経験しか無い場合、30歳になった途端不利になります。
                                    そう考えると、先ほど紹介したSさんは既に20代の時点で管理業務やリーダーポジションまで経験しているので、かなり貴重な人材ということがわかります。
                                    彼がここまで早くキャリアアップを進めているのは、「今あるスキルでできる仕事」や「報酬」だけで案件を選ばず、「上流工程にいくこと」という目標を自分軸にして、キャリアの棚卸し・将来設計をしていることにあります。
                                    元々はCOBOLという比較的レガシーと言われる言語での開発からスタートしていますが「今後のキャリアにとって必要な経験は何か」を自分で考え選択をしていくことで、若くして上流工程を任されるチャンスを掴んだといえます。
                                
フロント・バック/Web系・SIer系、一通りやってみよう
                                    20代でエンジニア歴も若いうちは「自分がどの分野のエンジニア職をするか」を狭めず、積極的に、様々な分野の技術を経験してみましょう。
                                    合わなくても容易にキャリアチェンジできますし、意外な分野が自分にヒットする可能性もあるからです。
                                    フロントエンドやバックエンド、Web系とSIer系など、それぞれで雰囲気や業務の進め方も違い、人によって向き不向きがあります。
                                    そうして様々な現場で様々な技術を経験しながら、ビジネスパーソンとしても向き不向きを把握しておくことで、無理なく自分に合った方法でキャリア経験を積むことができます。
                                
40代のうちに必要な経験とは
先ほど紹介したSさんは、20代にして上流工程で活躍しているエンジニアですが、ここで真逆の例を紹介します。
                                    【フリーランスエンジニアBさん 48歳の例】
                                    ・業務系Javaエンジニア
                                    ・リーダー経験は無く、基本設計~経験が少しあり
                                    ・フレームワークの経験はほとんど無い
                                    ・開発より保守がメイン
                                    
                                    SIer系で案件を探すも、この年齢で保守以上の経験が無く上流経験やPL経験も無かったため、単価50万円の案件でも成立に至らず。
                                
Bさんは、経験が少ないうえ案件を選り好みしていたこともあり、なかなか案件獲得につながらず、空白期間も多めでした。そういった点も不成立の原因となっています。
詳細~要件定義・PL/PMの経験は必要
                                    40代で詳細設計~の経験しか無い場合、収入UPどころか案件を見つけることも困難になってきます。年を重ねるほど、上流経験・要件定義はもちろんのこと、PL・PMいずれかの経験をしていた方が良いというのが現実です。
                                    エージェント側から見ても「向上心が少なく要望だけ多いエンジニアには案件を紹介しにくく、クライアントへもプッシュしにくい」というのが正直なところです。
                                    50代以降となると、上流経験だけでなく、下流もしっかり把握していることに加え、最新の技術まで対応できることが要求されます。
                                    エンジニアの中には、「人との交流を減らしたいからずっとPGでいたい」という方もいるかもしれません。ただ、どの仕事でも要件定義の作業はありますし、ある程度の年齢を過ぎるとPL・PM経験は求められます。
                                    例えばAWSの「プロフェッショナル」のような、需要が高く難易度も高い資格を保有している、など強いアピールポイントが無いと「向上心の無い人なのかな」という印象になると心得ておきましょう。
                                
職種ごとのキャリアパス
                                
                                    Sさんは保険・金融企業をメイン顧客としたSIer系のシステム開発エンジニアですが、エンジニアには、他にもWeb系企業でのフロントエンド、バックエンド、アプリ開発や機械学習エンジニアなど様々な職種があります。
                                    ここからは、エンジニアの職種ごとの将来へのキャリアパスを紹介します。
                                
フロントエンドエンジニアのキャリアパス
                                    Webデザイナーが作ったデザインをもとにコードを記述してWebページを作成し、私たちが普段目にするWebサイトを作っていくフロントエンドエンジニア。
                                    コーディングやマークアップエンジニアを経て、フロントエンドエンジニアになりますが、その後はさらに以下のようなエンジニアへの可能性があります。
                                
エンジニアとして極めるなら
フルスタックエンジニア
                                    エンジニアとしてさらなる技術アップをしたい方は、フルスタックエンジニアを目指すのもいいでしょう。
                                    バックエンドの技術も学ぶ必要がありますが、両方の知見をもつことで開発から設計、構築、運用、全体管理まで幅広く対応できるフルスペックなエンジニアとして活躍できます。
                                
スマホ開発エンジニア
                                    Webのフロントだけでなく、スマホ開発にもフロントエンジニアは活躍します。
                                    Webとは作りが異なるため、iOSではswift、AndroidではKotlinといったスマホ開発言語を習得する必要はありますが、これらを扱えるエンジニアは少ないため、穴場的なジャンルとも言えます。
                                    Web系と同様に技術の進化が速いため、独学で技術習得を楽しめる方におすすめです。
                                
デザインやマーケティングに特化していくなら
Webデザイナー
                                    フロントエンドエンジニアは、Webデザイナーが制作したデザインデータをもとにサイトを構築していきます。
                                    PhotoshopやIllustratorといったグラフィックソフトを使える方や、デザインセンスに優れ、サイトをデザインすることを専門にしたくなった場合、Webデザイナーに転身するキャリアもあります。
                                    エンジニアとしての経験も活かして、よりプロジェクトを円滑に進めるとっかかりとなるでしょう。
                                
UXエンジニア
                                    プログラミングとデザインの技術、そしてWebマーケティングの技術が求められるUXエンジニア。Webページやアプリを使うユーザーに愛用してもらうためにデザインや使い勝手だけでなく、サービス全体のクオリティを改善していきます。
                                    実装後も結果を分析し改善させる、という流れを繰り返すので、短いスパンで新しい改善策を試す必要があります。
                                    プログラミングだけでなく、PhotoshopやIllustratorのようなデザインスキル、Webマーケターの知見、そしてコミュニケーションスキルが必要になります。
                                    様々なプロジェクトメンバーと切磋琢磨して、サイト向上に導くことが好きな人に向いているでしょう。
                                
マネジメントやプロジェクト管理に特化するなら
Webディレクター
                                    サイトのフロントエンドの制作担当の枠を超えて、Webサイト全体の管理を担うWebディレクター。クライアントの希望を聞いてサイト全体の改善策・企画の提案、設計、構築、運用まで全てを担当します。
                                    コーダーから直接Webディレクターを目指す人も少なくありません。
                                    マネジメント業務が得意な方や提案・交渉が得意、より責任がある立場に就きたい場合は、フリーランスではなく、その企業の社員となりプロダクトオーナーになるのもいいでしょう。
                                
バックエンドエンジニアのキャリアパス
                                    要件定義の後にバックエンドやインフラエンジニアが設計を開始してプロジェクトがスタートするので、上流業務を担当することが多い職種です。
                                    今は、多くの企業でクラウドが導入されているので、AWSをはじめとしたクラウドに関する知識や経験は不可欠です。
                                
システムエンジニア(SE)
                                    フロントからバックエンドまで全般的な知識が求められ、顧客からのヒアリング、要件定義、設計、開発といった上流工程を担当するSE。
                                    バックエンドを経験したエンジニアの多くが目指すポジションです。SIerでも多く活躍します。
                                
フルスタックエンジニア
                                    フロントサイドの場合と同様に、フロントエンド・バックエンド両方の知見がある方は、1人で何役もこなすことができ、開発から全体管理まで対応できるので様々なプロジェクトで活躍できます。
                                    Web系をメインに携わりたいのであれば、モダンな環境を選んで知見を広げていく必要があります。
                                
スマホ開発エンジニア
                                    実はスマホ開発は、フロントエンド・バックエンド両方のエンジニアが目指せる分野です。
                                    スマホ開発のフロントには、Webと異なるSwiftやKotlinを使いますが、アプリを機能させるためにはJavaやPHPといったバックエンドの技術が必要になります。
                                    つまり、バックエンドの方ならSwiftやKotlinも習得すればスマホ開発にも携われるということ。
                                    企画から設計、テスト、運用、保守までを担当し、個人でアプリを開発してリリースすることもできるので、実際に自分のスマホで活用できるという嬉しさも。
                                
SRE
                                    開発と運用の両方が連携するDevOpsの開発手法を元に、よりサービスの信頼性の向上に焦点を当てた職種です。インフラエンジニアと似ていますが、SREはインフラの構築・運用だけでなく、アプリケーション開発などにも対応します。
                                    Webサービスの開発・運用経験のほか、AWSのようなクラウドの構築・運用経験、ネットワークやデータベースの知識も求められます。
                                    インフラ整備とシステム改善・信頼性向上のために新しいシステムの導入を検討することもあり、エンドユーザーが多いシステムやアプリを提供する大企業に導入され始めています。
                                    今後ますます需要が増えていく職種だと予想されます。
                                
プロジェクトマネージャー(PM)
プロジェクト全体を管理するPMは、マネジメントスキルがあり、より高単価を目指したい方に向いています。下流を知らない上流工程エンジニアもいる中で、現場を知っていると信頼も得やすいでしょう。
インフラエンジニアのキャリアパス
                                    主に、サーバーエンジニア、ネットワークエンジニア、データベースエンジニアなどに分類され、構築・設計・運用・監視業務など土台作りを担うインフラエンジニア。
                                    監視業務からヘルプデスクでのサポート、運用・保守、そして設計・構築といった具合にレベルアップしてインフラエンジニアになるケースが多いでしょう。
                                    その後は、エンジニアとしてさらに技術レベルを上げるか、サポートやコンサルティング業務中心に移行していくか、に分かれます。
                                
技術レベルをUP!ITスペシャリスト系なら
ITスペシャリスト
                                    顧客に最適なシステム基盤の設計、構築、導入を担当するITスペシャリスト。プラットフォームやネットワーク、データベース、アプリケーション、システム管理、セキュリティ対策など、幅広い領域を扱います。
                                    サーバーやネットワーク、セキュリティ領域を専門とするインフラエンジニアとの親和性が高いのでインフラエンジニアの知識や経験がそのまま活かせる職種です。
                                
クラウドエンジニア
                                    今やほとんどの企業で導入されているITインフラのクラウド。バックエンドエンジニアと同様、クラウド環境の知見は不可欠なので、今後クラウドエンジニアは重宝されるでしょう。
                                    Linux系ならAWSを、Windows系ならMicrosoft Azureを必ず使えるようにしておきましょう。
                                
セキュリティエンジニア
                                    業界を問わず必要とされるセキュリティエンジニア。企業のセキュリティ対策状況の診断、立案、構築などを対応し、情報漏洩やサイバー攻撃対策を行います。OSの知識だけでなく、個人情報保護といった法律面での知識も必要になります。
                                    国家資格の「情報処理安全確保支援士試験(SC)」や「CISCO技術者認定」といったセキュリティに関わる資格の取得も有効です。
                                
コンサルやマネジメント系なら
プロジェクトマネジメントオフィス(PMO)
                                    手を動かすよりも、大きなプロジェクトにチームごとに参画していきたいという方におすすめです。
                                    PMと同様、個別のプロジェクト管理・スケジュール管理・進捗管理・システムの品質向上など、品質に問題が無いかをチェックしていきます。
                                    社内外多くの人と関わるため、高いコミュニケーションスキルやマネジメント能力が求められます。
                                
ITコンサルタント
                                    顧客の企業課題をITを用いて解決するアドバイザー的役割のITコンサルタント。顧客のニーズや課題に合わせて、経営的視点をもち、ITインフラの構築や経営戦略をアドバイスしていきます。
                                    インフラエンジニアとしての知識や経験だけでなく、現在の経済情勢や経営術、業界情報などビジネス面での知見も求められます。様々な業界の企業と接点をもつ機会があります。
                                
キャリアップのためにできること
                                エンジニアとしてキャリアアップするには、様々な方法があります。
最新情報に接する
                                    エンジニアにとって、最新技術の収集は不可欠です。
                                    特にWeb系のバックエンドでは言語の進化が早いため、それぞれの特性や性能の違いを認識し、顧客に合ったサービスを提供できることが求められます。
                                    以下のツールを使って、今トレンドになっている技術、これから注目される言語などについて毎日最新情報はチェックしましょう。
                                
動画サイトを活用
                                    動画サイトでは、初心者~上級者まで幅広いレベルの動画が無料で多く公開されています。
                                    特にYouTubeには、エンジニアの種類からトレンドの言語についての動画、エンジニア同士との対談など、様々な動画があります。実際にエンジニアとして活躍している方の生の声を聞くことができるので、参考にしてみてください。
                                    初めて扱う言語は、動画を見てイメトレをしつつ独学できるかどうかを見極めて、実際に構築してみましょう。
                                    多くのエンジニアが活用しているサイトが「Udemy」。
                                    Udemyはベネッセがパートナー展開しているサイトで、15万以上のオンラインビデオコースが用意されているので、AWSはもちろん、マイナーなスキルも習得可能です。
                                
情報サイト・イベントサイトを活用
                                    エンジニア同士が情報共有しあえるメディア『Qiita』では、最新技術からマイナーな技術まで様々なエンジニアが情報公開しているので、「自分の技術がトレンドにキャッチアップできているか」を確認できます。
                                    また、エンジニア向け勉強会やセミナーの情報を載せるプラットフォームには『connpass』や『TECH PLAY』があります。
                                    交流会だけでなく、様々なジャンルで活躍するエンジニアの方々が登壇するオンラインイベントも頻繁に開催されているので、チェックしてみてください。
                                    そのほか、Twitterでも多くのエンジニアやIT企業が情報発信しているので、気になるメディアやエンジニアがいれば、フォローしておきましょう。
                                
アウトプットを続けて人脈を広げよう
                                    エンジニア交流会やWeb系企業のイベントなどを活用して、人脈を広げることも意識しましょう。
                                    また、自分のエンジニアとしての経験や技術に関する知見を『Qiita』やTwitterなどで定期的にアウトプットすることも大事です。
                                    そのアウトプットをきっかけにして他のエンジニアと意見を交換し合ったり、FBをもらえたりすることもあります。
                                    また、媒体である程度有名になれば、企業から案件のオファーがくることも。
                                    アウトプットし続けること人に、人は集まってきます。
                                    案件が途切れないエンジニアになるには、エージェントに頼りきりではなく、様々なメディアに種をまいておきましょう。
                                
キャリアアップできる案件の選別を
                                    フリーランスエンジニアのメリットは、案件ごとに現場をチェンジできること。様々な言語を使って経験を積みたいときにも、プロジェクト単位・数か月単位で移動できるので効率的にキャリアアップできます。
                                    また、正社員とフリーランスを行き来するのもひとつの手です。
                                    特に、メガベンチャー企業に正社員で入社すると、優秀な人たちとの人脈が一気に広がる点が最大のメリットです。
                                    大企業では、作業の分業化により経験できる業務が限定されることはありますが、「あの有名企業で働いていた」という市場価値UPに役立ちます。
                                    逆に「様々な言語を業務で使用したい」「フルスタックエンジニアを目指したい」という場合は、様々な小規模企業のスタートアップ案件を選ぶのがおすすめ。
                                    1人で担当する仕事も多く、幅広い業務経験を積むことができます。
                                    いずれにしても、スキルの棚卸しは常に行いましょう。
                                    転職時だけでなく、会社に在籍している間も「今の会社でエンジニアとして成長が止まっていないか」「既に学べることは全て学べたのか」などを意識し続けることが、キャリアアップにつながります。
                                
どんどん独学を進めよう
                                    エンジニアは、他の職種と比較しても勉強時間が長いといわれています。1日のうち、業務以外に数時間勉強に費やすエンジニアも珍しくありません。
                                    特にWeb系企業でのエンジニアは、技術の進化が早いため、常にトレンドの技術を調べ、進んで独学を進めて実際に手を動かしておく必要があります。
                                    今ではほとんどの技術を独学で構築できます。プログラミングが好きでライフワークになっている、という方はどんどんキャリアアップしていけるでしょう。
                                
まとめ
                                    今回は、フリーランスのエンジニアがキャリアアップしていく方法についてお話してきました。
                                    エンジニアの種類によって求められる技術は異なるものの、共通するのはトレンドを意識して自主的に情報収集・自己学習をすることです。
                                    「今までのキャリアでは、エンジニアとしてどんな職種へ繋がるかな?」「他のエンジニアの職種も経験してみたい」など誰かに相談したいと思ったら、ぜひエージェントも活用してみてください。
                                
                ・フリーランスだけど安定して働いていきたい
                ・年収アップするためにはどうしたらいいのだろう
            
                気になることは、どんな些細なことでも
                お気軽にご相談ください。
            
                IT業界において経験豊富な弊社キャリアサポーターが、1対1でお話をさせていただきます。フリーランスの皆様のスキル、過去のご経験を元に今後のキャリアプランを一緒に築いていくためのご提案させていただきます。
                今後のキャリアや、技術面において不安な事もお気軽にご相談下さい。
            
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